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2008年骨太の方針始まる(6月18日)
経済財政諮問会議は、総理大臣の諮問機関であり、この答申を基本として来年度の予算が作られていきます。
今回はあくまでも基本方針に過ぎないのですが、答申案(通称:骨太の方針)で決定した案が大幅に変更されないのも事実から、気を抜くことはできません。
全40頁の大綱が書かれていますが、来年度の予算編成に当たり、ここ数年行ってきた歳出削減を来年も続けると政府は宣言しています。
小泉内閣以来、持続している行財政改革、歳出前年比-30%削減の枠を基盤にした予算編成が予測されます。
数年に亘る予算執行により、経済活動は伸び悩み、原油高騰、原材料費の高騰をはじめとして物価の上昇が続く反面、所得の増加が一向に実現されない為、地方は疲弊の限界まで追いつめられています。
この勉強会では、参加したほとんどの議員から福田内閣の「特色」を求める声が、怒りに近い形で噴出しました。
地方に権限を委譲し、分権を図るには財政の裏打ちが無ければ、真の地方自治は実現しません。
福田総理の特色は「自立と共生」だったのではなかったのでしょうか。
地方を活性化させ「自立」させる事によって、初めて「共生」が可能になるのです。
21年度予算が出たとき、「流石福田総理!!」と言われるような予算になるよう、国会議員として務めを果たします。