2017-11

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国籍法改正案の衆議院採決について(11月18日)

本日の法務委員会及び本会議において、国籍法第3条改正案が可決され、参議院に送付されました。

午前中に法務委員会にて国籍法改正案への慎重審議を申し入れましたが、残念ながら受け入れてもらう事は出来ませんでした。付帯決議は、「父子の関係の科学的な確認方法を導入することの要否及び当否について検討すること」となり、回りくどい言い方となりましたが、それでも何もないよりはましで一歩前進はしたと思っています。
この法案は、日本人という国籍身分が「認知」という手続きのみで父母の婚姻を要件としないで簡単に手に入れる事を可能とする重要改正案であります。「国籍」という国家共同体の構成員を定める大事な基本法が「国籍法」なのだという認識の欠如について、なぜもっと真剣に対応して頂けなかったのか、慚愧に堪えません。

おそらく、この改正案によって、日本はドイツと同じ問題を抱えるでしょう。偽装認知により、滞在法を利用した長期滞在をする外国人が増える事になるはずです。
その親子が生活保護を要求したら、国家はどれほどの予算を消費するか考えるだけでも恐ろしいです。

しかし、悪用するケースが社会問題になるほど増えていけば、今まで事情を知らなかったり、何が問題だったか気づかなかった人たちも、今回の改正が如何に杜撰な改正だったか分かるのではないでしょうか。我々が慎重審議を臨んだ理由がどのような事態を想定していたかを。
その時が再改正を行う絶好の機会になると思います。
ドイツでは偽装認知した子供の国籍を剥奪するよう改正しましたが、日本は国籍剥奪だけではなくDNA検査の必須を改正案の再改正に盛り込むのはどうでしょうか。世論が社会問題として認識していれば、この意見も通る可能性は高いと思います。

そこに至るまでかなり待つのではないか、とのご指摘があるかと思います。しかし、既に衆議院を可決し、民主党が多数の参議院では間違いなく可決され、この法案は成立します。
今回の行動は、我々も様々な事情で後手にならざるを得ませんでした。
この教訓を活かし、改正の流れが出来るまで、中途半端な行動で相手を硬化させるよりも、じわじわと改正案の内容を浸透させ、来たるべき「時」を待ち、その際に速やかに行動してこそ、再改正が実現するのではないでしょうか。勿論、その時はキチンとした行動をとるつもりです。

国権の最高機関たる立法府において、国民の皆さんが安心できる法整備をする為に今後も活動します。皆さんもあきらめないで下さい。宜しくお願いします。

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いなば大和

Author:いなば大和
大学卒業後、衆議院議員稲葉修秘書(元文相、法相)を経て、建設大臣秘書官をつとめる。
秘書官として大臣の側にいることにより、地方の様々な要望の実現や政策決定の場において政治家の果たす役割がいかに重要であるかを強く実感し、弱者や優しい政治家となるべく国会議員となる決意を固める。
平成2年の衆議院総選挙に初出馬をするも惜しくも次点に泣き、次の選挙までの間を選挙区中隈無く歩き回る。その時に得た地域の様々な情報や最後まで応援してくれた支援者の方々が、今日の大きな財産となっている。平成5年の総選挙で見事初当選を果たし、以来連続5期当選。
趣味は時々やるゴルフ。腕前は人並みといったところか?敵をつくらず楽しめるゴルフである。また、鮎釣りは国会議員となってからは多忙のためなかなか出来ず、年に一度の郷里三面川で行われる鮎釣り大会が唯一の楽しみである。
曲がったことが嫌いで、芯の強さは父親以上か。大勢に迎合することなく、正しいことを正しいといつでも主張できるのが強みである。
初当選以来、全ての基本は教育との考えから、一貫して文部行政分野での活動を続ける。平成10年には科学技術政務次官に就任、東海村の臨界事故では現地の対策本部長として被災者の救済に全力を尽くし、平成15年文部科学副大臣、平成17年衆議院農林水産委員長を務め、現在は自民党総務副会長として活動中、更に、衆議院国土交通委員会、災害対策特別委員会に所属し、(社)日本の水をきれいにする会会長としても活動中。衆議院では文部科学委員会、総務委員会、環境委員会、農水委員会、災害対策特別委員会などの理事も務めるとともに、党務では農林部会長代理、通信部会長代理、科学技術部会長、郵政総務専任部会長、環境部会長なども歴任。
子供たちのため「平和なみらいを!」をモットーに、政治活動を続けている。

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