2017-09

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ソマリア沖の海賊行為に対して(1月9日)

近時、海上輸送にとって重要な航路であるマラッカ海峡やソマリア沖の公海上で頻発する海賊行為に対し、海上自衛艦を派遣すべしとの議論が活発に行われています。
マラッカ海峡は貿易航路として重要な航路の為、このまま問題を放置する事は経済・流通上許されることではありません。
公海上において海賊行為の被害は年々深刻度を増しており、国連も安保理にて決議を行い、加盟国と共に海賊行為の取り締まりを開始しました。(日本も共同提案国です)
しかし、共同提案国ではありますが、我が国は未だ国内法の整備が十分ではありません。現行法では海上保安庁の巡視船を出港させる事は出来ますが、ソマリア沖海賊が所有している装備の前では巡視船では対処できない状態です。
その為、相手の武装規模を考慮し、海上保安庁の巡視船の能力を超える場合には海上自衛隊の自衛艦派遣が可能な法律を作り、海賊行為の取締りを実行できるように検討すべきとの言う意見があがっています。
取締りを目的にしなくとも、自衛艦を派遣すれば海賊は襲ってこないのではないか、武器使用を許可しないで派遣しても構わないのではないかという意見も出ていますが、ソマリア沖の海賊は昨年末にイギリス、インドの護衛艦に攻撃を仕掛けるほど好戦的で、両国は海賊船を迎撃する必要に迫られました。武器使用を考慮に入れずに派遣をすれば、商船や護衛艦への攻撃に対して無力であり、張り子の虎になるでしょう。護衛を行うには、海賊に対して効果的な活動が出来る装備は必要になるのです。

そこで問題になるのが、現行法をどう改正・整備するかという議論になります。
自衛隊は自衛隊法の「海上警備行動」によって行動しますが、海賊の行動によっては正当防衛・緊急避難では活動を防ぐ事ができず、後手にまわる可能性が高いです。
不審船を発見後、警鐘をならし、その警鐘を無視しても商船に向けて進行する船に対して直ぐに防衛行動をとらなければ、不審船が海賊と分かって商船を護ろうとしても、商船にたどり着く頃には海賊が乗り込んだ後で間に合いません。海賊は略奪や乗組員を人質にしています。
海賊に占拠され、人質がいる商船を前にして自衛艦は何ができるでしょうか。何も出来ません。身代金を払って人質を解放するまでの間、商船を監視する以外の活動はできないでしょう。
ソマリア沖の海賊から商船を護るためには、任務遂行が困難と判断した時点で武器使用を行う必要があるのです。

勿論、武器使用に関して政治家は細心の注意を持つ必要があります。戦争に繋がる可能性は排除しなくてはいけません。
ただ、今回のケースは輸出入で経済を支えている日本にとって無視できない問題であり、且つ日本国民の生命が危険に晒されるかどうかの問題である事も忘れてはいけません。国民の生命・財産を護る事は政府の義務として、遵守しなければいけません。

今回の問題が次代の禍根にならぬよう、政治家全ては武器使用を含めて真剣に話し合い、迅速な行動を取る必要に迫られてきています。
海賊行為を見て見ぬふりして、日本人が危険に会うのを傍観する人はいないでしょう。私も傍観するつもりはありません。この問題は外交上大事な問題だと考えています。

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いなば大和

Author:いなば大和
大学卒業後、衆議院議員稲葉修秘書(元文相、法相)を経て、建設大臣秘書官をつとめる。
秘書官として大臣の側にいることにより、地方の様々な要望の実現や政策決定の場において政治家の果たす役割がいかに重要であるかを強く実感し、弱者や優しい政治家となるべく国会議員となる決意を固める。
平成2年の衆議院総選挙に初出馬をするも惜しくも次点に泣き、次の選挙までの間を選挙区中隈無く歩き回る。その時に得た地域の様々な情報や最後まで応援してくれた支援者の方々が、今日の大きな財産となっている。平成5年の総選挙で見事初当選を果たし、以来連続5期当選。
趣味は時々やるゴルフ。腕前は人並みといったところか?敵をつくらず楽しめるゴルフである。また、鮎釣りは国会議員となってからは多忙のためなかなか出来ず、年に一度の郷里三面川で行われる鮎釣り大会が唯一の楽しみである。
曲がったことが嫌いで、芯の強さは父親以上か。大勢に迎合することなく、正しいことを正しいといつでも主張できるのが強みである。
初当選以来、全ての基本は教育との考えから、一貫して文部行政分野での活動を続ける。平成10年には科学技術政務次官に就任、東海村の臨界事故では現地の対策本部長として被災者の救済に全力を尽くし、平成15年文部科学副大臣、平成17年衆議院農林水産委員長を務め、現在は自民党総務副会長として活動中、更に、衆議院国土交通委員会、災害対策特別委員会に所属し、(社)日本の水をきれいにする会会長としても活動中。衆議院では文部科学委員会、総務委員会、環境委員会、農水委員会、災害対策特別委員会などの理事も務めるとともに、党務では農林部会長代理、通信部会長代理、科学技術部会長、郵政総務専任部会長、環境部会長なども歴任。
子供たちのため「平和なみらいを!」をモットーに、政治活動を続けている。

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